ケアマネジャー様より、夫婦で入居出来る施設を探して欲しいとの依頼がありました。ご相談のきっかけは、80代後半のお母様の急な入院でした。

お母様は入院後、せん妄の症状（夜間の混乱・見当識障害など）が出て、非常に不安定な状態になり、ご家族様は関東地方から交代で通い、病院に泊まり込みで看病を続けていました。

ご家族様とお会いしてお話させて頂いた時には、体力的、金銭的、加えてご自宅の事情も重なり、「もう限界です。」とおっしゃっていました。

お父様もご高齢でお一人暮らしは難しい状態で「入院している母だけではなく、父も心配です。母の退院後、夫婦で入れる施設を早急に探して欲しい。」とのことでした。

ご夫婦部屋に空室があって最短でご入居が可能な施設であること、ご家族様が遠方にお住まいのため、新幹線でご両親の所に来られることから、電車でのアクセスが便利な立地の施設をご提案させて頂きました。

複数の施設へお父様と見学に行き、その中でも最も駅から近い施設を即決され、見学後1週間でご夫婦で入居することができました。

お父様は「妻と一緒に居られるのが一番」と、ご家族様は「本当にギリギリでした。もうどうしていいか分からない状態で、迅速に対応してくださったことに感謝しかありません。両親が離れずに済んだこと、母が落ち着いた環境で過ごせることが、何より救いです。」とおっしゃってました。

施設へご入居される理由やきっかけは人それぞれです。切実な状況で、また余裕のある状況での施設探し、それも様々です。

私たちはどんな理由、状況でもご本人様、ご家族様に寄り添い、日々情報を収集して関係各位と連携をとり、ご本人様とご家族様が最善の選択ができるよう心がけています。

老人ホームについてご相談があればお気軽にご連絡ください。