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要介護認定ってどんな仕組み?

公開:2017/9/4  

介護保険制度を利用するためには、要介護認定を行う必要があることはご存知でしょうか?
老人ホームへの入居を検討している場合、この要介護認定がなければ入居することはできません。
ここでは、要介護認定について詳しくご説明していきます。

 

要介護認定って何?

要介護認定は、介護が必要とする人に対しどのくらいの必要量であるか調査・判断するものです。

どんな老人ホームへ入居すべきか、老人ホームでの介護サービスの内容など決めるにあたり検証していく作業です。
要介護認定は、要支援1・要支援2・要介護1・要介護2・要介護3・要介護4・要介護5という7つの段階にランクづけされます。

要支援1と2は、生活機能が低下しているものの改善の余地はあるという状態で、要介護は今現在介護サービス(老人ホームなど)が必要であるという状態になります。

要支援は、介護予防のサービスを受けたり、身体機能の維持、高齢化に近づいていかないよう目指すことです。

一方、要介護は老人ホームなどの介護施設に入居し、サービスを受けたりするものです。
自宅介護の場合は、老人ホームのディサービスなど居宅介護サービスを受けることができます。

要支援や要介護のレベルによって、介護サービスの内容や限度額が違ってきます。
介護サービスを受けるには、担当ケアマネージャーによるケアプランを元に限度額範囲内でサービスを利用するようにしましょう。

 

要介護認定の区分の目安

要支援1 

生活上、身のまわりの世話など一部手助けが必要である状態。
掃除や立ち上がり時など支えを必要とすることもあるが、排泄や食事は自分で行える。

 

要支援2

要支援1の状態よりもの能力が低下し、日常生活において支援や部分的な介護が必要となる場合。

 

要介護1

掃除や身だしなみ、身のまわりの世話に手助けが必要である場合。
立ち上がりや歩行、移動などを一人でできない時がある。
排泄や食事は自分でできるが、理解力の低下や異常な行動がみられる場合など。

 

要介護2

掃除や身だしなみなどを行う際に全般的な助けが必要。
立ち上がりや歩行、移動などは一人でできない。
排泄や食事は見守ったり手助けが必要な時があり、異常行動や理解力の低下がみられることがある場合。

 

要介護3

身のまわりのことがほとんど自分でできず、日常生活の中で前面的に介護が必要。

 

要介護4

排泄はほとんど一人でできず、介護なしでは生活が困難である。

 

要介護5

多くの異常行動や全般的な理解力の低下、ほぼ寝たきり状態で介護なしでは生活できない。

 

要介護認定は以上のような仕組みになっていますが、要介護が上がっていくにつれ老人ホームに入居している人の割合は高くなります。
老人ホームによってはサービス内容も異なるので、要介護認定のレベルによって受けれないサービスも出てきます。

老人ホームに入居している中で、介護度のレベルが上下することもあるので家族だけで判断できない場合は、老人ホームの職員のアドバイスなどを参考に認定区分の変更を検討してみましょう。