堺市の老人ホーム・介護施設検索サイト|堺市最大級の情報量
電話番号で問い合わせ
メールで問い合わせ

堺市の老人ホーム・介護施設検索サイト

さかい老人ホーム・介護施設紹介センター
電話番号で問い合わせ
メールで問い合わせ

使う介護サービスが限度額を超えるとどうなるの?

公開:2017/9/29  

在宅介護や老人ホームで介護をサービスを利用しているうちに、その合計額が高額になってしまい、利用負担者の上限を超えてしまった際にはどうすれば良いのでしょうか?
上限を超えた場合は全額自己負担?それとも何か補助サービスがあるのでしょうか。

今回は、介護サービス費が上限を超えてしまった場合の対策をお教えします。

 

介護サービスの上限とは?

老人ホーム等の介護サービスを利用した際には、そのサービス費の1割を自己負担する必要があります

ですが、要介護レベルによっては上限が設定されており、それを越えてしまった場合には全額自己負担となりますので気を付けましょう。
負担額は在宅介護の場合と老人ホームを利用した場合で異なります。

また介護サービスに認められていないサービスを受けた際には、それも全額自己負担となりますので、負担額は一律ではありません。

 

自己負担分が高額になってしまった…

在宅介護や老人ホームの利用料金が高額になってしまった場合には、申請によって高額介護サービス費が支給される仕組みがあります。

介護保険と医療保険の負担額が限度額を超えてしまった場合にのみ、「高額医療合算介護サービス費」を受け取ることが可能です。

しかし、この「高額医療費合算介護サービス費」には、老人ホームに居住費・食費、在宅介護の住居改装費・福祉用具の購入にかかった費用は含まれないので注意が必要です。

老人ホームのサービス費は、施設の種類や要介護度によて大きな違いがあります。
低所得だからと言って、不公平にならないよう所得に応じた介護サービス費の負担軽減制度が導入されています。

こういった制度を利用して老人ホームに入居したいという方は、市町村の介護保険課給付係へ問い合わせをしましょう。

 

高額医療費合算介護サービス費で還付される費用

介護保険サービスを利用した人が、1年間で支払った介護保険と医療保険の自己負担額が、介護サービスの限度額を超えてしまった際には、申請によって超過した分が返還されます。

とはいえ、超過した分すべてが戻ってくるわけではありません。
支給額は負担額の比率に応じて支給されます。

 

老人ホームで介護サービスを利用した際の負担額

老人ホームを使用した際には、介護サービス費の1割と居住費・食費その他の生活費が全額自己負担に成ります。

老人ホームの自己負担費は平均で20万〜30万円かかるということを頭におきながら施設選びや、今後の介護の方針を決める必要があります。