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リハビリは「期間限定」という日本の現実

公開:2017/9/27  

病院や老人ホームでリハビリに励んでいる人は大勢いらっします。

しかし、介護の現場で受けられるリハビリは週に2〜3度回程度ということが多く、毎日リハビリを続けるのは難しいという現状があります。

介護老人保健施設などの自立した生活を目指すリハビリ施設では、心身の機能改善のために頻繁にリハビリに取り組めるようですが、老人ホームとなるとそうはいきません。
これは何故なのでしょうか?

 

リハビリは医療機関の指導が必要

リハビリの本来の意味としては、医療機関の指導をもと機能回復訓練を行うことです。
このことを返せば、医師の指導がない場合はリハビリを行うことができない、ということになります。

ですから、リハビリができる老人ホームは医療機関との提携している施設のみとなり、数が限られてくるのです。

法人ホームのパンフレットを見れば、医療機関との提携があるかどうかはすぐに確認できますし、リハビリを重視して老人ホームを決めたいのであれば、医療機関の携わりがあるかが大きなポイントとなるでしょう。

 

老人ホームと病院の「リハビリ」の違い

老人ホームに暮らしながら、病院と遜色ないリハビリを受けられるというケースは多くありません。

先ほども伝えたように、リハビリとは医師の指導の元に行われる訓練行為のため、より専門性のある知識と場合によってはリハビリ用の器具が必要になるのです。

一般的に老人ホームで行われるような、機能訓練とは内容が異なります。
法人ホームで行われる機能訓練は、理学療法士や作業療法士が中心となって高齢者の身体機能向上や減退阻止のために取り組まれているので、リハビリとは異なる分野になるのです。

 

日本のリハビリは期間限定である場合が多い

だからと言って、老人ホームで行われる機能訓練の質が悪いというわけでありません。
医療機関で受けられるリハビリが、「期間限定」であるのに対して、老人ホームの機能訓練は毎日続けられるというメリットがあります

リハビリは入院期間や一定の期間に集中して行うだけで、退院後や経過観察後では全く習慣になってないというケースが多く見られます。

対して、老人ホームでの機能訓練は定期的に行えるため、心身の向上に役立っていると言えるでしょう。

より専門性が必要なかわりに限定的なリハビリと、定期的に行える機能維持や減退予防訓練のどちからが良いのかというのは、老人ホームを決める際の重要なポイントになりますので、自分なりの答えを出しておきましょう。